両肩の五十肩の2つの症例
五十肩というのは、片側の肩だけでなく、両肩に同時に起こることがあります。
私はいままでに、両肩同時の五十肩の人には2人出会ったことがあります。
一人は50代の男性の方で、もう一人は40代の女性の方でした。
お二人に共通していることは、はじめは片方の肩が五十肩になり、そのままにしていたら、もう片方の方も五十肩になったという点でした。
両肩同時に五十肩になったのではないんですね。
整体を行った期間は、男性は、1年くらいかかったと思います。
女性は、三ヶ月くらいだったと思います。
なぜ男性の場合は1年かかり、女性の場合は3か月だったのかというと、五十肩の経過が違ったからです。
五十肩は、炎症の起こる時期と、関節が硬くなる時期、そして良くなってくる時期があります。
男性の場合は、ご来院された時には、関節が硬くなる時期であったため時間がかかったのだと思います。
一方で、女性の場合は、良くなってくる時期だったので、スルスルと良くなっていきました。
いずれにせよ、五十肩は人それぞれ経過が大きく違う疾患です。
ですから、他の疾患のように、治る目安をハッキリ言うことができません。
ただただ、その瞬間現れている体の機能障害を取り除いていくだけです。
その先に、五十肩が治るという現実が待っています。
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